2022年3月7日

フード

逗子で生まれ育ち、家業を進化させた元・専業主婦

上荒磯 智子さん

逗子生まれ、逗子育ちの上荒磯 智子(かみあらいそ ともこ)さんは、お父様の事業を継いで、現在の会社、株式会社SiCi(シシィ)の代表を務められています。

会社を継ぐことになった時は、専業主婦だったのだとか。「父の会社を継ぐことになったものの、仕事の内容も何もわからず、すべての生活が変わりました」と上荒磯さんは言います。

そんな時に助けになったのが、逗子の商工会での相談でした。「事業相談に逗子商工会議所を訪れてから、いろいろなことが動き始めました。初めての事ばかりで、一度は諦めようとしたこともありましたが、それでも、商工会の方、お声掛けしてくださった方々に報いたいという思いで…今があります」

そんな上荒磯さんが新しく立ち上げたのが、『乳酸菌事業』です。

株式会社SiCi(シシィ)

赤ちゃんからお年寄りまで、安心あんぜんに食べられて、かつ健康の源でもある“腸の力”を引き出す乳酸菌を配合した『すこやかボーロ』を開発しました。

ほろほろとした優しい甘さのボーロは、懐かしい味わいで、大人のおやつとしてもぴったり。添加物不使用なので、老若男女が安心して食べることができます。

「腸は、最新の研究では『第2の脳』と言われ、健康だけでなく、心の状態も左右することが分かってきました。『すこやかボーロ』は乳酸菌がいっぱいです。ボーロと言えば、つい“赤ちゃんの離乳食”と考えがちですが、私の所に来られるご高齢の患者様でも『毎日おやつとして食べていて飽きないし、体調も良くなる』と喜んでいらっしゃいました。どの年代の方にもおすすめしたいですね。すこやかなお腹を育てることは、すこやかな“心”と“人生”を育てることにもなるのですから」と、上荒磯さんは笑顔でお話しくださいました。

逗子で生まれ育った彼女にとって、「いつでも穏やか」なこの町が大好きなのだとか。「逗子は青い海と、みどり豊かな平和都市。優しい空気は、逗子の町と人そのものだと感じます」。 イキイキと仕事に活力を見出す上荒磯さんにとって、逗子は癒しの場でもあるのかもしれません。

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