2022年3月22日

ビューティー

『舞踊』が私の人生そのもの」日々感性を磨けるように生きています

関野 早也香さん

「Zusi Dance Studio Ales」の代表である関野早也香さん。3歳からバトントワリングをはじめて以降、『舞踊』に触れ育ち、クラシックバレエやダンスを続けてこられました。そしてミュージカル活動、舞台演出・振付、モデルなど様々な芸能活動を経験。海外ラスベガスでのマッスルミュージカル ロングラン公演の立ち上げ時はレギュラーメンバーとして参加したり、各種大会で受賞したりするなど、『舞踊』の場で活躍されてきた関野さん。

ダンススタジオアレス_関野早也香

現在は、結婚・出産を機に逗子に移住。仕事の顔とは別に、小学生と中学生の二人の娘の母でもあります。「おいしい物を食べたり、ルクルーゼを使った料理も趣味として大好きです!」と美しい笑顔でおっしゃいます。

華麗な経歴を持つ関野さんが、逗子でスタジオを始められたのは、出産がきっかけでした。「長女を出産した後、自分の舞踊活動が全くできなくなり、自分を見失った時期がありました。娘は可愛く子育てに専念して日々暮らしていた中で、“自分とは何か、何が好きで、何がやりたくて、今後何を目標に生きていけばいいか“がわからなくなって…」

そんな彼女が自分ができることは何か模索していった先にたどり着いた場所が、逗子でのスタジオ運営だったと言います。「2人の娘がいて制限が多い中、自分の居場所を見つけるための一歩でした。子供達にダンスの楽しさを教え、自分でSTAGEを創りあげること。それは当初はこんな大きな『STAGE』を毎年開催できるとは夢にも思っていませんでしたが、多くの生徒さんが集まり、自分の感性を最大限に発揮して子供たちが輝ける場所を創れたことは私の生き甲斐となっています」。

関野さんが移住先に選んだこの逗子という町の魅力は、「四季の流れ、自然を目で、肌で感じられること」だとか。

「都会から電車で1本、海と山に囲まれて、木々の色が変わりゆくさまを、こんなに身近に感じられるオシャレな街は、日本でもそうないと思います。逗子海岸からの富士山の眺めは最高で、夕陽がこんなに綺麗なんだと、毎日気にするようになったのは逗子に住んでからです」

生徒のお披露目会『STAGE』は、コロナで制限もありますが、また新たな道を切り開いてくれ、子供たちの目まぐるしい成長とエネルギーを感じされられるのだとか。「子供たち生徒も、保護者の方も、観客の方もたくさんの方が笑顔になれるこの『STAGE』と多くの人との出会いは、感動の連続です」。

そう語る関野さんのすらりと伸びた背筋とまっすぐな視線は、『舞踊』によって人生を切り開いてきた、逞しくも美しい姿そのものでした。

一覧にもどる