2022年3月7日
ライフアイテム
日本の伝統を逗子の町に。こだわりの道具と雑貨が並ぶお店
髙野 博子さん
逗子郵便局の向かいにある、こだわりの道具と雑貨のお店『紡氣(つむぎ)』。店主の髙野博子さんが2017年にお隣の葉山町で立ち上げ、2019年にここ逗子にお店を移転させました。
『紡氣』で扱う商品は、日本全国の優れた技術をもつ職人や工場を、高野さん自らの足で発掘し、より利便性を高めるようアレンジしているのだとか。
「こだわりの商品を多くの人に知ってほしい」という作り手の思いと、「より健康的、より快適な暮らしをしたい」という使い手の思いを紡ぐ。
『紡氣』というブランド名にはそんな思いが込められています。
高野さんが逗子でお店を構えたのは、「自然豊かな都心からほど近い立地で、こだわりの生活を営んでいる方が多く住んでいる場所であることが、商品のニーズに合っていると思った」からなのだとか。
実際に、訪れるお客様からは嬉しい言葉をかけられると言います。「『この店にはいろんな商品があり楽しい』『この店に来るとホッとする』『疲れた時この店に来て話をすると元気になる』などの声をいただくと、ネットとは違う実店舗ならではの出会いがあり、とても嬉しくなります」と高野さん。
そして逗子の魅力は「海や山などの自然と、住んでいる人たちの暖かさ」だと言います。
「起業してから仕事は一人でするものではなく周りの方々の協力があって成り立つものと知りました。たくさんの方々にご協力をいただき今があることに感謝しています」と語る高野さんは、同じく暖かい目線で、日本の優れた技術や伝統を見い出し、一人でも多くの人に知っていただけるよう、今日も『紡氣』を営んでいます。